小田急線通勤

一年3ヶ月振りの小田急線通勤である。
いや、混むね。

でも、東急より明らかに乗りやすい。
乗ってる客の数は、ドア一つ当たり30人くらいは小田急の方が多いんじゃないかって気がする。そのくらい小田急の方が混んでるんだけど、小田急は客の乗り方が洗練されてる。

既に満員の列車が駅について、さらに10人くらいがそこで乗ろうとするわけだ。すると、既に乗ってる小田急の客は、「全員乗るためには、自分はこの辺まで移動するべきだ」っていう感覚でどんどん奥に詰める。んで、車内全体の圧力分布を、ドアが閉まるまでに均等にしてしまう。

で、動き出して一揺れすると、人と人の位置関係がこなれて、一気に空隙率が上がって楽になる。全方向人と接していてそれなりに圧力はかかってるんだけど、妙に快適なレベルが保たれているのだ。

一方、東急(田園都市線−新玉川線)の客は、ドア付近に異様に固まる。全然奥に入らない。駅員が押そうがなんだろうが、その場に留まろうとする。

東急は、確かに駅毎の乗り降りは結構盛んなんである。でも、そんなに一生懸命ドアの近くをキープするほどのことはない。
小田急の客は心得ていて、ある程度人が降りることがわかってる駅では、ドアが開くと真ん中辺の人までがばっと一度みんな降りてしまう。で、様子をうかがう。結局だれも降りなかったなんてことはしばしばあるんだが、そしたらどっとまたみんな乗る。素早い。中の客もこなれているので、乗ってる客の数に対してえらくスムーズである。

田園都市線沿線に住む奴はエゴが強いと思った。実際、見栄っ張りな高級住宅街が多い。あの辺は、相続税が払えなくて都内から引っ越してきた落ち武者が多いのだ。

次回、またこんなネタを書く日が来たら、

「キャリア15年! 036が送る超満員電車の極意」

をお届けしよう。(ほんとか?)

虎ノ門 二郎

遂に行ってみたのだった。
久々に「並んででもラーメン喰いてー」って気分だったので、並びに行った。4人ほど並んでた。

二郎って、店によって全然違うという噂なんで、評価しにくいすね。とりあえず今後の二郎の基準になるだろうから味を覚えておく。

ラーメン屋と喫茶店では、初めて行ったときは「この店の基本の味」を味わうのがわしの流儀。ラーメン屋では細かい注文を付けない「ラーメン」、喫茶店ではおやじのこだわり「ブレンド」を頼むのだ。が、ちょっとだけ色気出して「チャーシュー5枚」。これならスープの味とか変わらないからね。ちなみにしょうゆ味のほう。他に味噌もある。

で、味だが、なんか酸っぱいね。酢でも入ってるよな味。さりげない程度だけど。
あとは、普通(まあうまいラーメンと言える範囲)かな。野菜もちゃんとシャキシャキしてるし、スープもスッキリして多少はコクがあるし。麺も適度にコシがある。全体的に特徴のある構成ではないので、この辺の味は妥当なセンなんじゃないだろうか。ロケーションを考えてもこれで700円はまあ妥当でしょ。

チャーシューは味普通だけど溶けるように柔らかくてなかなか良かったぞ。

多くの人が、野菜増しの濃いめで注文していたようだが、野菜(モヤシ系)を沢山入れるとスープ薄まるから、結構妥当なトッピングなんじゃないかね。

「虎二郎」。ラーメン屋としては十分アリだと思う。並ぶほどの価値は、普通はないな。今回みたいによほど気分が盛り上がったときだけにした方が良いかも。

BICカメラ

に、帰りに寄って、ちょっとデジ亀を物色。目当てはFinePix1400zで、それの速さとUIを見に行ったんだけど、他に気になる点はいくつかあった。
そんで、店頭で店の兄ちゃんにいろいろ聞きながらいじいじ。

光学ズームの機種は、起動してからレンズが伸びて使えるようになるまで遅くてダメね。それに、機械的部分が増えると、ぶっ壊れる確率が飛躍的に上がる。値段もズームだけで2万?て感じだ。

そしたら、OLIMPUSのCAMEDIA C-860Lってのを発見。131万画素でズーム無しのやつだ。
こいつは、素豆で、炭酸4本と、今までの資産が有効に使える上、ビデヲ端子も付いてる。FUJIFILMのはなぜかケースが別売り(ばかやろー)なのに対して、ちゃんとソフトケース付きだ!

拘りのスローシンクロ(暗いところで撮るとき、フラッシュも炊くけど、シャッター速度も遅くなって背景も明るく取れるのだ)もちゃんとあるし、測光やAFも最近のまともなコンパクトカメラ並に賢くなってる。
そんなわけで急浮上。
難点は、ユーザーインターフェースがちとシケてるんだけど、これは慣れの範囲じゃろ。最低、フラッシュモードが使いやすければいい。

「お客さん、今ならお持ち帰りできますよ。おきゃくさああああああん・・・・・・

という声を後目に、カタログだけ貰って帰ってきたのであった。

ITOH Osamu/ Sachi/ Guest Book/ 036@itoh.gentei.org