セールス撃退法

少し前から、部内によくあるなんかのセールスの電話がやたらかかってくるようになってきた。
職場は全員ダイヤルインの直通番号を持ってるわけなんだが、同じ所から、Aさんの次はBさん、次はCさんというように、露骨に片っ端からかかってくる。

それが毎日。必ずしも同じところではないようだけど。最近どっかから名簿が回ったのか、年度末で集中的に販促(?)かけてるのかはわからん。

この手のやつの手口って、少しずつ進化してるのよね。昔は、露骨に騒がしいところからありがちな個人名でかかってきて、なんかいい加減なトークを繰り広げてた。
結構個人的に会話が成立してしまって、その商売のボロを突っついたりすることもできたりして、それなりに楽しめた。まあ最後は喧嘩になって後味悪いんだけどね。

それが、ある時期、マニュアル化された。相手が会社名と名前を名乗るようになり、最初に興味があるかどうかの確認をしてきて、興味が無いと答えると即座に向こうから電話を切るようになった。
訪問販売法に抵触するケースが多く出てきて、いろいろ考えたんだろう。あの頃は良かった。

そして今。この手口ももうかれこれ1年以上前から浸透してるだろうか。基本的なやり方は先のマニュアル化法と変わらないんだけど、かなり進化した感じを受ける。悪い意味で。

まず、所属と名前を名乗る。が、赤羅様にいい加減なこと行ってるっぽい。本人に取り継がれさえすればどうでもいいってのがみえみえ。実際、電話とった人に名乗る名前と、でんわを代わった後に名乗る名前が違うなんてケースもちらほらある。

わしんとこは、取引きのある外部は限られているので、知らない所からかかってきたら「いません」で終わりにしちゃうことができる。これが一番いいみたい。


これでok。どうせ改めてかかってくることもない。だから、「退職しました」「移動しました」等、居ない理由は何でもいい。他の人の電話を取ったときは、もし本当に取引先だとやばいので、「居ません」が無難。

さて、万一、向こうが本人を確認しちゃった場合、すげー面倒な時代になった。

まず、内容は言わずに「2〜3分宜しいですか?」と来る。ここで「はい」と言おうが、「だめじゃ」と言おうが、説明を始める。
でも、本題には入らない。まず、背景から語り始める。明らかに原稿を読んでる口調。

「現代は○○が××で♂♀が凸凹になっております。」

一節ずつ、こっちの相づちを確認するマニュアルになっていて、しかも「そうですね」とか、肯定しかできないような内容しか言わない。誘導尋問的。
んで、相づちを打つと、向こうも必ず「はい」という。これがなんか滑稽なんだよなあ。

返事をしないと、「もしもし?」とか聞いてきて、それに「はい」と答えると次に進む。
答えないで黙ってると、向こうは切ったりするんだけど、なんか後味悪い。

こっちの興味の有無は関係なくて、「皆様に○○いただいております」「皆様と同じように○○してよろしいですね?」と来る。ですか?じゃなくて、ですね?まあ大差無いんだけど、こっちの意思表示ってのは極力できないように話を進めるのね。ある意味話術としては参考になるね。こんな話術マスターしても増えるのは敵だけだと思うけど。

いずれにしても、「そんな時間無い」「興味無い」という回答がまったく通用しないんだよな。喧嘩して逆恨みされるのも御免だし。
なんかすっきりお断りする方法無いかしらん。

ITOH Osamu/ Sachi/ Guest Book/ 036@itoh.gentei.org