さみーの

最後に部の送別会。花山だったかな?忘れ。仲居さんのボケっぷりが珠玉。沢山いるのにみんなボケ。
先輩と3件目に行った。ここまでは良かったんだけど。
わしのわがままが元で酷い目に遭う。

「日産車で帰りてぇなぁ」


バブルの頃なのか

バブルの時代の夜の街って知らないけど、毎日こんな感じ(もっと凄かった?)だったのかねぇ。

タクシーが選べそうな場所まで移動。なんてフラフラしてるうちに、電車のある時間終わっちゃったのだ。
「電車あるうちからタクシー乗るな」ごもっとも。

あっという間に街から空車が消えた。
今日は3月最後の平日。送別会も最後の最後でどいつもこいつもいつもより奮発しております。
車道の路肩にはタクシーを探している人が溢れ返っている。
しかも気温がどんどん下がってくる。夕方から結構寒かったけど日が変わってからの冷え込みは尋常じゃない。

酔っ払いを乗せるのを嫌うタクシーを捜してビジネス街へ移動。でもいないもんはいない。
ハイヤーまで走り回ってる始末。
自力で呼ぶのはほぼ不可能な事態になっていた。そして最後の手段。

ホテルオークラ行こう

泊まるんじゃないです。天下のホテルオークラにタクシー呼ばせようって魂胆。
果たしてあからさまに通りすがりのホテルの客じゃない奴に対してそんなことしてくれるのか?
赤坂東急ホテルじゃ断られたぞ。

そこはオークラ。国内最高級のサービスと懐の深さで快諾。見ると照明もやや落ち閑散としたロビーでベルキャプテンが必死のリダイヤルを繰り返している。10分に1度くらいしか繋がらないらしい。
外で待ってたら完全にアウトだった。暖かいロビーでゆっくり待つことができる。

それでもかなり待ったがやがてタクシーが到着。
初めて本物の高級ホテルの何たるかが身に沁みた。東京にいるうちに体験できて良かったかも。

番外

ロビーで待ってる間、掃除のおっちゃんが掃除機をかけていた。ホテルも古い。掃除機もかなり年季が入ってる。おっちゃんもかなりの歳だ。
しかし、これでもかってほど丁寧なのね。単位面積あたりにかける時間が半端じゃない。
ある意味、駅からも繁華街からも離れたオークラでしかできない技かもしれない。しかし、これもいいもん見た。

ITOH Osamu/ Sachi/ Guest Book/ 036@itoh.gentei.org