ゆめぜん

都城の常宿、ホテルウイングインターナショナル都城の1Fにある居酒屋、というか食事処というか。
とっくに顔パスだし、メニューも空で言える程だけど、嬉しい発見があって日記に初登場。


成り行きで、3年目にして初めて、夜、1人でゆめぜんにメシ喰いに行ったのだ。いつも行く時は同僚と一緒だからね。
その成り行きとはこうだ。

原因

いつも5人のチームで泊まってる。5人は大概一緒にゆめぜんまたは別の近くの店で晩飯を喰い、ちょっと飲む。
そんなに長居はせず、解散。→5人中何名かのパチンカーはタイガーへ出勤。
これがいつものパターン。

ところが、タイガー休みなのである。
都城のパチンコ屋はどうも出が悪いor換金率が悪いらしく、パチンカーはタイガー以外の近くのパチンコ屋には行きたがらない。しかも雨が降っているので歩いて行きたくない。どうせなら車に乗ってちょっと離れたマトモなパチンコ屋に行こう。ということになったのだ。
しかし、車で行くとなると、晩飯後に行けない。なぜなら、みんな晩飯の時は一杯飲みたいのだ。
ここでパチンカーの嗜好の構図が表面化する。


パチンコ > メシ


メシよりパチンコが大事なんだな。じゃあメシ喰わないでパチンコに行こう。ということになって、パチンカー4人は早々に出勤してしまったのだ。


わし1人ホテルに取り残される。


しばらくテレビ見てゴロゴロしてたけど、腹も減ってきた。雨なのでわしも外には出たくないしなあ。


ゆめぜんでいっかー



1人なのでカウンターに座ってみる。
店長は若く、同い年くらい。今年から来たみたい。今日は皆さんどうしたんですかー?なんて話で上記のくだりを説明して、まずはビールを一杯。
みんなで来る時は、ビールの後はひたすらキープの「霧島」を飲む。バリエーションは白か黒か、お湯か氷か。程度。
商売柄、戴き物の霧島が何十升もあって、長年の付合いからゆめぜんはそれを無料で持込み、キープさせてくれるので必然的にそうなるわけ。ビールは1泊毎に1枚貰えるサービス券で賄えるし、それも余り気味なので、結局酒代はいくら飲んでもいつもタダ。エサ代しか払ってない鬼畜な常連客。

で、一人で来て、キープの一升瓶抱えて飲むのもナンだよなあ。と思っていると、


「たまには霧島じゃなくて別のを飲んでみませんか?」


という店長のお誘い。
じゃぁー、とお薦めを聞くと、流石プロです。詳しいんだこれが。
店長は昨年まで大阪で別の店にいたらしい。焼酎バーみたいなところなのかなと思って聞くと、なんと、梅田の阪急ホテルのフレンチレストランでソムリエやってたんだそうな。
もうすぐ焼酎アドバイザーと利酒師も取るよとやる気満々。すごいなぁ。

で、そんな一ビジネスホテル内の居酒屋だけど、昔から結構酒には拘ってるみたいで、南九州では珍しく焼酎だけじゃなくて日本酒の銘酒も結構メニューにあったり、焼酎も滅多に手に入らないプレミアもんまで一通り置いていたりとなかなかなもんだったのだ。
その、何代目かの店長として引き抜かれて来たらしい。地元はこっちらしいんだけど。


軽めのからどうです?ということでひとり歩きというのをロックで頂く。日南の芋焼酎。
これは、うまい。すごくスッキリしてるのに存在感もしっかり。


次に、
ガツンと来るの頂戴。ということで萬膳というのをロックで頂く。鹿児島県霧島町の芋。
むー酔ってしまって評価が。でも旨いよ。予想よりずっと素直で癖がない。


極めつけ。
メニューに無いプレミアもんを飲ませてもらっちゃった。
赤霧島。最近出た限定モノ。紫芋を白麹で仕込んだものらしい。赤麹なんて無いもんね。
旨いのか?というと果たして。ちょっと甘めの芋らしい飲み口で、後に独特の酸味が残るの。不思議な味。
霧島人気に調子に乗った霧島酒造がどうやら基本的に県外向けで発売したらしく、県内ではおよそ入荷できたどの店でも5分で完売という代物だったらしい。
でも一般的に霧島自体プレミアムなイメージが無いので、県外での販売は県内で幻扱いするほどの状況ではなかったとか?


まあ、わしも酒は良くわからん部類の人間なので、味については話半分に聞いてくれ。



しかしなあ、折角いろいろ話聞けて、また来たいなと思っても今晩が都城に泊まるの最後なんだよな。
もしかしたら単発であと1回くらいは来れるかもしれないけど、金輪際来ないかもしれない。惜しい。


ITOH Osamu/ Sachi/ Guest Book/ 036@itoh.gentei.org