ねぶた祭り

行ってきたよ!ねぶた祭り。
去年の大曲花火で味を占めて、また弾丸バスツアーで行ってきました。昼出で深夜戻りの日帰りです。桟敷席、弁当付き。駐車場の心配も見る場所の心配もしなくて良いし、酒飲めるし、これは便利。

大曲みたいなしっちゃかめっちゃかな雰囲気を想像していましたが、河川敷のだだっ広い所に100万人詰め込む花火大会と、市街中心部に周回路を設けてやるのとでは訳が違いますね。バスは目的の桟敷の目の前まで行くし、仮設トイレとかも路地裏に用意されていますが、全体的に整然としてます。
ただね、桟敷が狭いんだ! わしらに用意されたのは沿道でも市役所の斜向かいという結構絶好のロケーションで、足場を組んで高さ1間くらいのところに水平に設けられた座敷状の場所でした。5坪位のところに40人。胡坐をかいた状態で身動き取れないくらいの狭さです。足を伸ばせない。
地べたの桟敷はパイプ椅子が並んでますので、体勢的には多分その方が楽です。でも見る高さはこの位も悪くないよなあ。一長一短ですね。
何で高いところと低いところがあるかというと、高い桟敷は、沿道の植え込みの上に作られているんですね。そこには信号機の制御盤やら消火栓やらあるので、そいつらと干渉しないように組むと1間くらいの高さになるんです。

バスは16:00頃現地に着いてしまって、桟敷に上がれるのが16:30から。祭りが始まるのは19:10だっていうんだから、暇で仕方ありません。でも桟敷の権利はあっても、結局問題の5坪の中で40人が場所の取り合いしなければならないので、ある程度位置が落ち着くまでは矢鱈に席を外せませんし、それ以降も弁当の配布タイムとかいろいろあって、そうそう自由に行動できる環境ではありません。弁当を16:30からさっさと喰ってしまえばいいのですが、それも中途半端でつまんないし、先に貰って座席に置いておくのも時節柄ちょっと怖いし。後で貰おうとすると種々の手違いで喰いっぱぐれるリスクもあるし。まあそんなわけで開始までの3時間の長いこと! 祭りは21:00までですので、待ち時間の方が長い! じゃあバスがギリギリに到着すればいいじゃない?って、それも大変です。わしが主催者でも絶対にそんなことしないね。高速上の津軽SAで既にトイレを仮設で大増設した上で女性は大行列です。大型枠はねぶたに向かうバスで一杯です。

わしらの弾丸ツアーなんて可愛いもんで、関東から来る「東北三大祭りハシゴツアー」なんてのも結構ありますから、いやもう、物好きっていうか、ご苦労様です。

そんなわけで不平不満をタラタラ書きましたが、結構良かったんですよ。祭りは。
桟敷の居心地が悪いのも祭りの始まるまでの話で、始まってしまえば、皆座ってばかりでなくて立ち膝になったり立ち上がったりしてますから、案外狭くないんです。
でもアレですね、一番前のかぶりつきに陣取った人が祭りの最中にあんまり盛り上がってないのがムカつきます。


んで、ねぶた。
祭りの由来は、調べるとゾッとするので、見なかったことにします。
祭りは、ひたすらドンチャン盛り上がるかというと必ずしもそうでなく、次のが来るまでに結構間があったり、来てもハネトが休んでたり、まあそんなもんです。
あのハリボテの何ぞは、写真とかで見たまんまですし、各団体が工夫を凝らしているそうですがどれも同じに見えます。でも現物みるとスゲーなと思いますね。面白そう。わしもあのハリボテ造りたい!

盛岡のさんさ踊りは見てるだけですが、ねぶたは見てる人も一緒に盛り上がれます。
ねぶたは単調なお囃子の中、ハネトがただピョンピョン跳ねているだけなので、ただのグチャグチャの集団ですが、さんさは統制が取れていて複雑なお囃子と踊りが一糸乱れず進んでいくので見栄えがしますね。
でもどっちも良いです。



ラッセーラー ラッセーラー



帰り道、ICに向かうR7にて。パニア・トップ・フル装備の銀のVFRが走っているが、よく見るとライダーの格好がハネトです。
さらによく見ると、鹿児島ナンバーがついてます。Rフェンダーに「日本一周」て書いてあら^^;
やるね。



ITOH Osamu/ Sachi/ Guest Book/ 036@itoh.gentei.org