ブレーキその後

ずっと寒くて外作業ができませんでしたが、今日は多少暖かかったので車体側で作業ができました。



昨日、こんなの作りました。
エア抜き用ホースです。



都城に居た時だから2年前かな?ぎんちょに教えてもらったんだっけ?熱帯魚売り場にあるワンウェイバルブがいいって。
それでその時にバルブだけは仕入れていたのだけどそれ以来エア抜きをしていなかったので使うのは初めてです。ホースは径を合わせるためにいろいろ組み合わせてますが、10年以上前にRZRRの作業するために買ったやつだから金かかってないです。



久々にベールを脱ぎました。



作業中のマシンてなんかいいよなあ。綺麗な完成車が置いてあるよりも作業中のやつの方がワクワクします。単なる機械フェチの境地でしょうか。
GTSがまた作業中の似合うヤツで・・・・とか言うと親馬鹿チックですね。はい反省。


で、今日は前後キャリパーを取り付けてフルードを入れ、エア抜きまでやります。



手始めにクラッチのフルード交換から



クラッチはマスターもレリーズも開けてないので単にフルード交換です。ABSとかややこしいメカも無いので簡単。
こいつらもO/H必要なんでしょうが、いつかやらなくちゃなあ。
あ、自作ワンウェイホースはすこぶる良好でした。


続いてフロントブレーキ



2年前も書きましたが、ブリーダバルブが変なところにあるのでこんな風にキャリパーを吊り下げてやります。それでもキャリパーの中のラインが複雑なのであっちに傾げたりこっちに傾げたりしながら念入りにエアを抜きます。途中でABSユニットも強制作動させてユニット内のフルードも1次ラインに追い出し交換します。
それでも元々のタッチが悪い上、ローターを挟まずに作業するのでタッチの確認がとてもやりづらいのです。別のものを咬ませておくのですが、6ポットでパッド自体が広いので小さいものを咬ませてもパッドが撓ってしまってタッチが悪くなります。あるいは十分な広さの木片とかを咬ませても剛性が足りないのでタッチが悪くなります。なので「こんなもんかな?」というところでキャリパーを正規の位置に付けてローターを咬ませて確認しなければなりません。
結局1回目ではイマイチ抜け切ってないような感じだったのでもう一度やりました。本当にバイク屋泣かせの作業です。GTSをよく知らないバイク屋では多分エア抜きちゃんとできませんし、やったバイク屋でも「2度とやりたくない」て言った店もいくつもありますし。

最後にリヤ。こちらはちゃんとブリーダが上向いているしキャリパーも2ポットでシンプルなラインなので簡単でした。ABSも問題なし。


サスカバーその後




完成イメージ



こいつをサスのバネとバネの土台の間に挟もうっていう魂胆です。



作業用の土台を作りました。



積層や塗装をするには適切な土台に固定した方がいいってことで。
んで離型剤のPVAを塗る練習をしました。1回目は弾いてしまいましたが、乾く感覚とかが掴めたので、2回目は馴染みやすいようにちょっと洗剤を混ぜたりして綺麗にできました。明日はいよいよ型取りしますよ。



材料も届きました。



シルバークロス(テキサリウムではない)は、パッと見はただのガラスクロスに見えます。多分積層すると光の加減で少し黒っぽく仕上がるんだと思います。
表面だけシルバーカーボン風の見掛け倒しスペシャルなので、シルバークロスは表面1プライにして、2層目は黒いポリエステルの生地でも貼りましょうかね。その方が黒が透けて綺麗に見えるかも。3層目以降は紙でいいや的。
てな感じで妄想中。ぐふふ。



ITOH Osamu/ Sachi/ Guest Book/ 036@itoh.gentei.org