大工と間違えられる

ちょいと何ぞ作る必要があって、材料を仕入れにハンズマンへ行きました。目当ては木材の端材で、まあなんとか使えそうなのがありました。4点ほど買って総額60円です。往復のガソリン代の方がよほど高いや。

端材なので表面も荒れています。折角だからカンナくらいかけてから帰ろうかなと思ってカンナは持ってないので。工作室に入りました。ホムセンの工作室使うのは密かに初めてなんですが。
カンナがけなんて何十年振りでしょうか?いやほんとに20年くらいやってない気がしますよ。子供の頃オヤジに教えてもらっただけで。中学校の技術科でも使ったかもしれませんが、木材のセットの仕方、カンナの選び方、刃の調整から砥ぎ方まで、詳細教わったのはオヤジからですな。今にして思えば恐ろしいことです。10歳やそこいらでそんなことまで教わってたのか。。

そんなわけであり合せの道具やガラクタを組み合わせてうまいこと作業台にセットして、案外うまく削れてたんですよ。
調子に乗って一人で黙々と作業していましたら、店内にいたオッサン(客)に声掛けられました。


「すいません、ウチの戸板がですよ、」


「???!」



あ、すいません。店の人じゃないんですけど。工作室使用の札を着けていたから遠目にはIDカード着けた店員ぽかったかな?
「大工さんじゃないの?」「いえ、ど素人ですけど。」


ちょと嬉しい。



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