そいや選挙

がありますな。
自民だ民主だ幸福実現党だなんてのはどーでもよい。いやどうでもよくないがこれについてこんなところで持論を展開する気は毛頭ありません。


国民審査であるよ。
最高裁判事の。

これまでは誰が何者で何をしたかなんてのは全然気にも留めず白票(つまり全員容認)を投じてきたわけですが、それもナンなので今回はちゃんと下調べしてバッテンつけてあげようと思ったわけです。

これについてはいろんな人(有権者)がいろんな考えを持っていて、問答無用で全員×にする人や私怨で「誰と誰は許さん」と言う人、「○○を罷免する会」とかもあります。
まあそれぞれ多少なりとも合理的な理由があるわけでそれはそれで結構なのだけど、実際にどういう判断をしてきた人達(9人の判事)なの?ってなると、これは結構理解するのが大変なわけですよ。

最高裁判所のサイトに、当然全員の紹介と過去の判決とか載ってるわけですがこれがまたどえらく大変な文書です。
最高裁まで行った事例ばかりですからそんな単純な話なんかあるわけないです。
それがそのまんま法曹界の独特の文章でダラダラと書き連ねてあるわけですからいやもう何がなんだか。

よいサイト見つけました。
「忘れられた一票2009」というとこ。司法試験に落ちまくった挙句あきらめてライターになった人がやってる。いやこれ天職でしょう。弁護士なんかならなくて良かったよあんた。なんてこと褒めても仕方ないのですが、本質の部分だけ平易な文章でうまくまとめてます。

それでも元が単純じゃないので2日がかりで読破しました。

雑感としては、それなりの見識持った人がガチガチに理論武装した結果なので非合理性を追及できるような内容はほとんと無いですな。
肝心の判断材料である当事者双方の主張の詳細や証拠類が無いので、判決そのものの妥当性は、こと「白か黒か」みたいなのはわかりゃしません。
そんな中でも多少は「この意見には全面的には賛同できねえな」ってのもありますが、いくつもある判決の内の一つの中の少数意見みたいなやつですから、こんな重箱の隅だけ見て「罷免だあ」と声を荒げるのも大人気ない話です。

ま、各判断は皆様にお任せするとして、
1人だけバッテンつけてやろうかなってヤツがいました。

そうそう話が逸れますが、最高裁判事って、叩上げのプロパー裁判官少ないのね。
司法試験も受けてないで他所から引っ張ってこられた人が半分くらい?
なんか特殊法人の役員人事みたいですよ最高裁って。
プロパーでも実際に法廷でバリバリやってきた奴はほとんど居なくて、エリート街道で現場に殆ど出てないのばかり。
まあそれはそれでそれなりの理があるようなのでとりあえずスルーして、、

本題に戻ります。
つまり元職と、最高裁に引っ張られた経緯みたいなので、こいつぁチョットどうなの?ってのが引っ掛かったといいますか。それが意見にも表れてるつーか。
えーと、元職がですね、本質的に超法規的なものを持っていてですね、それと政治的絡みで来たようなね。
外務省上がりですね。
外交戦略と国内法は根本的に馴染まないですね。


竹内! お前だ!



書いちゃった(w)


本当に×つけるかはもうしばらく悩みますが。



あと、これは感情的な意見でもありますが、
当然のように理系のやつなんか居ないんですなあ。
自己紹介みたいのでも本ばっか読んでやがる。

本なんか読む暇あったら何かモノ作ってみやがれ。




ITOH Osamu/ Sachi/ Guest Book/ 036@itoh.gentei.org