PersonFinder

震災後、いろいろ考えた。
いろいろあるが、基本的には今頑張っている人たちを信じ、自分のできることを するしかない。

自分のできること。


何もしない



仕事含め、活動を抑えることで消費を抑えることが今協力できる一番のことっぽ い。わしにとっては。
幸か不幸か、仕事上は緊急対応をしなければならない立場にない。
精神的にツラいものがあるが、ひたすら何もしないのだ。


そうは言っても、何もしないとヒマであるし、と思っていたところで見つけたの が(コーケツルート)、PersonFinderへのデータ打ち込みボランティア。

Googleが主体となっているやつで、各避難所の避難者リストの写真を現場から送 付してもらい、そいつを手分けしてテキスト化、DB登録するというものだ。

こいつに参加しようと思って現在起きている諸問題や整理事項なんかをチェック していたらどうやら出遅れたようで、作業自体がほぼ完了してしまっている。が く。

わし自身、ネットの世界からやや離れ気味になっていて、最新のサービスに疎く なってしまっているので、wikiやらtwitterやらsnsやら流行のメディアから情報 を素早くとることができない。
仕組みは想像に難くないので、やりはじめりゃあすぐ解るのだろうけど、手元PC 環境が新品でまだ十分に使いこなせていないモバイルPCのみで、実家ののろい無 線LAN経由、マウスもなくて誤操作しまくりという状態ではちょっとなかなか仕 事にならんのだな。

そんなわけで今のところ「なにもしない」状態継続中。

あ、金は出しますよ。どこに出すかは考え中。
実際、震災によって予定がキャンセルとなって浮いた呑み代だけでも相当な額に なる。最低でもそのン倍は出すつもり。


それでPersonFinderだが、ふと思い出して使ってみた。
2006年に大和田研ゼミ合宿に送ってやったホタテ屋サトウ。無事だろうか。
大槌の養殖業だから、正直見込薄、と覚悟していたが、、、見付かった。

近所の神社に避難しているようだ。
打ち込み作業の混乱状況を見ると二重登録や漏れや誤字やチェック体制や進捗管 理なんかにいろいろと不確かな要因はあるようだけど、素晴らしいのは“元ネタ 画像へのリンクがある”ので、少なくとも元ネタそのものに間違いがなければ、 検索結果について確からしさの確認はできるのだ。
状況的には、社長さん+家族数名は無事と見做してよさそう。それ以上でもそれ 以下でもないが。


いつか復興し、うまいホタテをまた育ててくれることを願う。
そしたら、また買いますよ。

どうやって?

スイスには送れないから、勝手にあちこちバラ撒いたるかぁ!?



ITOH Osamu/ Sachi/ Guest Book/ 036@itoh.gentei.org