エッフェル塔

あとがきなので後日の日記と前後しますが、パリネタです。

ぶらりぶらりと街を歩き回りエッフェル塔へも。

娘が「東京タワーみたい」というが、「こっちが本物で、東京タワーはこれをマ ネした偽物だよん」と言うと「ええ〜？そおなのぉ〜？」と目を丸くしておる。

写真やTVなんぞではそんなに珍しくも無く見るエッフェル塔。かといってまじま じと観察したこともないし、東京タワーとの違いなんか考えたことも無かった。
東京タワーは「赤い！」。エッフェル塔は「茶色い！」くらいしか思いつかない。

でも近くで見ると全然違うんだなあ。
遠くから見ると、先っちょのトンガリ具合がエッフェル塔はイマイチで、全体の バランスが台無し感なんだけど、それ以外は圧倒的にエッフェル塔すげー。
まず東京タワーはぶっとい鉄骨で大雑把に作ったような構造だけど、エッフェル 塔はマッチ棒細工で作ったように繊細。遠望台の辺りの造作も緻密。
そして、大行列となっている展望エレベータを見て驚いた。

エレベータが、4本の足の中にそれぞれ仕込まれていて、足が斜めだから当然エ レベータも斜めに昇降するのだ。
従って、タワーの真下には何も無い。完全にど真ん中を潜りぬけて見上げること ができる。

東京タワーは真ん中にエレベータが付いているので、下がごちゃごちゃしてる。 更に、あれ斜面に建っているので麓に行くと足の土台がすごいことになってる。 普通に街中だし。

エッフェル塔はセーヌ川っぺりの真っ平らな公園にそびえているので、一番下か らてっぺんまで綺麗に見れます。
徹底的に美に拘っているエッフェル塔はすごい。

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真下から見た