熊本撤収

7:30に集合し、協議。
熊本空港発も朝2便欠航予定だがその後は飛びそうで空席もある。
が、本当のところどうなのか、行ってダメだった場合、その後福岡に向かうこと はできるが、通り道というわけでもないし致命的な時間のロスになりかねないた め、最初からOptionの多い福岡へ向かうことにした。
結果は、正解だったろう。
この日だけで言えば、確かに熊本発は情報通り飛んだし、遅れも最初の1便以外 は大したことなかった。
しかし、翌土曜未明にもう一発食らって熊本空港は息絶えた。
震源近くの施設を使う判断はしてはいけないのだ。

バスは9:30頃お願いしたが、結局10:00。市内に混乱もある中、被害もあるだろ うバス会社、運転手さんには本当に感謝である。

さらに、和数寄司館のスタッフ。本当にありがとう。
あり合わせとのことだが、朝食まで用意してくれ、これは本当に助かる。
これからじわじわと交通が混乱し、物資の供給が滞ってなにもできなくなってい くのだ。だからって小出しにしても仕方がないだろうが、何とか客を安全に送り 出したいという気概はひしひしと感じた。

そして工場。
なにもしてやれなくて申し訳ない。やりっぱなしだが、行けば間違いなく邪魔と なる。
とりあえず、邪魔だけはしない。
気遣いの必要のない場所までなる早で離れさせてもらう。


九州自動車道は南関〜えびので通行止め。
バスはR3を避け、鹿児島本線沿いの県道31を北上。R208へ入り玉名方面へ。
県道302,309,16,3,4,R443をつないで南関。
さすが地元のプロドライバーだ。安心して乗っていられる。
反対方向は、九州道→一般道でキャパ溢れ、大渋滞になっている。

そんなわけで順調に福岡空港に着いた。

早速、伊賀、晋平、武藤を代表としてネゴ開始。
14:10の空席をとりあえず押さえ、全員の元便情報をかき集めるところで手古摺 る。予約の仕方がまちまちなので、確認が大変のようだ。
でも不慣れそうな姉ちゃんだったが最後までしっかり対応してくれた。ありがと う。
窪田よサンドイッチも助かったぞ。

13:30には無事に全員出発ロビーに駒を進められた。
しかし前の便から溢れて流れてきた人があり、全15人中3人が後ろの便に押し出 された。押し出されたのは国内メンバーで良いのだが、なぜかわしだけ前の便に 残った。
これまで実質働いていないし、羽田後は働きますよ。
離脱する順に固い握手をして、離れていく。

羽田からは、USが出国便をずらすために晋平がアテンドして離脱。
RSは便はずらさない代わりに、羽田に宿が要る。これは伊賀が頑張る。
わしはMWにJPYを持たせて、予約されているタマディアまで連れていく。タクシー の運ちゃんがタマディア知らない。愛想も悪い。滑舌さえも悪い。これじゃあ、 MW組自力じゃキツイね。
穴守稲荷駅近くだが、一通もあり、細かく曲がる場所を指示しないとたどり着け ない。日本人でもいい加減な奴では案内できないだろう。
おそらく、それで庄司氏と先に出たはずのBR組がタマディアに後に着いた。
フロントは英語が通じそうなので、Godfreyには明朝のシャトルバス時刻だけ教 えて別れる。
BRとは喫煙所でまた会ったので、目の前にスーパーがあるので何でも買えそうで あることを教えた。これでMission Completeだろうか。

ここからは電車で帰るしかない。荷物も一つ工場に置き去りなので身軽。
穴守稲荷から一気に京急で横浜に出て、妙蓮寺、そして帰宅。
風呂だ。風呂。

疲れたぞ。

寝る。そして日が変わってから本震が熊本を襲うことなど知らないのである。
無理はいかんが、一刻も早く離れるのは大事。


ITOH Osamu/ Sachi/ Guest Book/ 036@itoh.gentei.org