そもそも

昨日「示談成立」と書いたが、そもそも、去年の9月22日(土)正午5分前に交通事故を起こしたのであった。
私が、です。それも人身。もちろん10対0。
やっちまった…。
昨日は、人身の部分について、示談が成立し、慰謝料の支払いまで終わりました、という電話を保険屋さんからもらったのだった。その控えを発送しました、という連絡だった。確かに、今日、ポストに届いていた。

はあーーー。
事故処理ってこうやって終わるのか。
(なにしろ自分が被害にあった事故のほうでは、加害者にバックレられてて、終わってませんから〜!)

ことのおこり

それはよく晴れた土曜日の真昼間のこと。
その1週間前に、首筋(のどの辺り)にできた小さなおできを取る手術を近所の形成外科で受けており、抜糸しに行かなきゃならなかったのね。
ついでに、1週間後には日本GP当然富士には行ってきましたよ観戦を控えていた。観戦チケット8人分を私がまとめて入手していたので、そのうち4枚を、別ルートで富士入りする予定のオーリス氏に届けようと思っておりました。
医者行った後でオーリス氏の家に行こうと思って、オーリス氏には「今日は在宅ですか」というメールを打ったところ。このメールへの返事をもらったころにはすでに私は警官とラブラブでしたよ
とにかく暑い日だったので、最初は徒歩で出かけようと思ってたんだけど、めんどくさくなって車に乗っちゃった。

ああああーーー自分に腹が立つ!!

自宅駐車場から車を出そうとして、車道に合流する前に歩道を横切るのですが、そのとき、
左手から接近してくる自転車(男子大学生21歳)に気づくのが遅れ、
うわあああああ!!!
と思ったときにはすでに彼はスローモーションで転倒していくところでした。

近所の大学病院に勤めているという看護士が目撃者になってくれた。
被害者は、どうやら相当なスピードを出していたらしく、その看護士を追い抜いてそのまま私の前に飛び出したらしい。
目撃者さん。医療関係者らしい冷静さで、「後ろから見てましたけど、跳ね飛ばされたりしていなくて、単に転倒しただけですから、大したことはないと思いますよ」と私に声をかけてくれた。「もしお時間が許せば、警察に事情を説明していただけませんか?」と頼んだら、快く「ええ、いいですよ」とその場にとどまってくれた。
ちなみに私は歩道に進入する前に一時停止しており、ミラーも確認して、動くものが接近してこないことを見ていた。後で被害者のお母さん(警察だったか?)から聞いた話では、彼は、私が止まっていたので、まさか動き出すとは思わず、そのままつっこんだそうだ。
私のほうでは、ぶつかった衝撃は全く感じなかった。私はほとんどスピードが出ていなかったためと思われる。しかしよく見ると、ナンバープレートに少し傷がついている。本当に真正面で当たったようだ。
転倒した彼は、当初、意識がなかった。私はすぐに119番と110番に通報した。彼は割合とすぐに意識を取り戻して上半身を起こし、汗をだらだら流しながら、「大丈夫ですよ」などとはっきりした受け答えをしてくれたことを覚えている。
あの汗はちょっと尋常ではなかった。暑い日だったのは確かだが、きっと、肉体的にも精神的にも衝撃だったので、冷や汗とか油汗みたいなのが出てたんじゃないかと思っている。
…でもメール打ってた。たぶん。携帯見てただけじゃなくて、なんかやってたと思う。けっこう大丈夫そうかも、とは思ったが、油断はできないし、自分は加害者だからあまり不謹慎なことは考えられない。誠意を持たねば。
救急が到着する前に、パトロール中だったパトカーがたまたま通りかかり、「事故ですかー?」と声を掛けてきた。「はい、通報済みです」と言ったら、パトカーもそのまま現場で止まってくれて処置を手伝ってくれた。
そうこうしているうちに救急隊が到着、彼はストレッチャーに乗せられて、名前も何も聞く前に救急車で行ってしまった。心配だった。

交通事故担当の警察もワゴン車で到着。取り調べが始まる。目撃者さんも、私から離れたところで別の警官からいろいろ聞かれている。彼女はいつのまにか帰っていた。私は現場検証が終わったら警察署に連れて行かれるので、「誰か連絡しておかなければならない人はいますか?(電話するなら今のうちですよ?)」と言われ、とりあえず形成外科に電話した。事情を話して、抜糸が今日できなくても大丈夫かどうか聞いた。家族は出張中で留守だったので、取り急ぎ連絡しなければならない相手は医者だけだった。

警察では免許証のコピーを取られ、調書をとられる。やはり、書くのは警官で、私は、警官が書いている内容が正しいかどうか確認するだけである。

事故現場は、とにかく自宅前で、車で出かけるときには必ず通過するポイントだ。その後、ますます慎重に通っているが、いま思えば、自分が不注意だったのって、どう考えても2秒くらいなのだ。あのとき、2秒間、全く左を見なかったらしいのだ。
あああ、まじでくやしいぜ。

調書を取られているときには、「自分が不注意だった点」「相手が不注意だった点」を聞かれた。今回は、相手が不注意だった点は“とくになし”、10対0確定である。スピードずいぶん出てたんじゃないかなぁ、とは思ったが、べつに相手が携帯メールやってて前方不注意だったわけじゃないし、やっぱり原因は自分。…どう考えたって防げた事故である。
そのほか、警官に指摘されたのは、一時停止のときにミラーを見ていたこと。ミラーを過信してしまった、と言われた。ううむ。そんなつもりはなかったが、返す言葉もない。

最後に被害者情報(住所氏名年齢)のメモをもらって帰ってきた。住所が、アパートの棟番号・部屋番号っぽいのがついていたので、もしかして一人暮らしの学生とかだったら、当面のお金にも困るんじゃないかとかいろいろ心配した。(でも実は都営住宅実家暮らしだったんだけど。)

あと、証言してくれた看護士さんにもお礼を言いたかったので連絡先を教えてください、って警察に頼んでみたんだけど、
「この先、万一、裁判とかで争うようなことになったときにも証言してもらう方ですから、そういうときに、加害者が抱き込んだ、と見られてあなたが不利になることがありますから、今はだめです。教えられません。」
といわれた。なるほどなぁ。


保険屋さんに連絡、本人とも話す

帰宅したら午後3時まえ。さっそく任意保険先に電話した。親切そうなお姉さんになぐさめてもらった。彼女がしばらくの間窓口となってくれたのだが、まずは保険会社として被害者とコンタクトを取るので待っていてください、ということだった。
しばらくしたら状況連絡が入った。最初に連絡が取れたのは、被害者父だったそうだ。だいぶ不機嫌かつ高飛車にごねたらしく、保険のお姉さんがややびびっていた。その後、私からも連絡をとってよい、とお許しが出たんだが、「あとは保険会社に任せましたから」みたいなことは言うな、と注意された。それだけで「あの加害者は誠意がない」と逆恨みする被害者もいるそうなので、慎重にせよとのことだ。

いよいよ直接電話した。7時ごろだったかな。被害者母が出た。
なんと、本人は、用事があるとかで出かけてしまった後だったのだ。
おいおいおいおい!!
ああ、本当に軽傷で済んでるんだ、とわかってほっとしたけれど。
とてもサバサバした感じの、肝っ玉母さんっぽい、なんていうかな、男の子の親!、って感じの女性だった。私とそんなに年は違わないんじゃないかと思う。
スポーツやってますから、体は頑丈ですよ、運動神経も悪くないと思うし。
あの子も免許は持ってるんですよ。だから、左側から近づく自転車は車から見えないんだから!、って叱りましたよ。
大丈夫ですよ。
…、なんというか、すごく慰められて、励まされてしまった。ありがたくて電話口で号泣。
「頭打ってしまったふうでしたし、あまり話す間もなく救急車で運ばれてしまったので、どうしたか心配で心配で オーイオイオイ… 
「まあ、それは心配させちゃったわねぇ! 大丈夫よ!」

彼の携帯番号教えてもらって電話してみた。謝りまくりまくったが、戸惑ったふうに、あ、ほんと大丈夫ですから、と軽いお返事。
とりあえず、よかった、かも。

事故処理始まる・保険金の支払いが続く

保険会社の、最初の窓口のお姉さんとのやりとりは終わり、いよいよ処理担当の方が決まり、彼とのやりとりが続く。やり手営業マン風の声、たぶん中年。
事故状況の図入りで保険金支払い請求書を書かされる。

最初に払ったのは、当日、救急車で運ばれた病院でかかった治療費。あと通院費。通院費というのは、交通費のことだそうだ。タクシーを使ったらしく、だいぶ金額がいってた。約7万円。11月の半ばごろになってからだった。2ヶ月近く被害者くんが立て替えてたんだなぁ。気の毒なことをしちゃったなぁ。

次に、保険の示談処理担当者K氏に、治療費として16800円。 ???
これはさすがに謎だったので聞いてみた。
国公立病院や大学病院は、保険会社に請求書を出して会計処理する、ってことがないらしいのだ。そして、被害者くんが最初に運ばれたのは近所の大学病院なのだ。そこへK氏が直接診断書を取りに行ったらしい。で、被害者くんは整形外科と脳外科の2科にかかっていて、それぞれの診療科で診断書が1通8000円。これをK氏が立替払いをしたそうなのだ。診断書8000円? えらい高い気がするが、なんつーか、保険金だしあっしの懐はいたまないし、そういうこともあるかな、と納得する。

被害者くんはその後は接骨院に通っていた。
接骨院での治療費は月締めで、月末になると、前月請求分を支払っていた。
毎月保険金の支払いがあるたびに「当社から保険金をお支払いしました」という金額の通知をもらっていたんだが、これがえらいこと高い。
14万とか。11万とか。1回いくらで1ヶ月に何日通ってんだよ?!って感じ。土日を除く毎日通ったとして、14万になるためには1回7000円とかだよ??
接骨院が、どうせ保険金で出るんだから、と多めに請求してるのか?
あと、最後に払う慰謝料が、完治までにかかった日数のうち、通院した日数を基準として計算されるので、とりあえず通っとけ、みたいに多めに実績を作られてるのか??
それならむしろいいけど、ホントに症状が芳しくないんだったらどうしよう〜!?と、私はめっさびびりまくっていた。
これが毎月毎月着々と支払われている。今月末もあるようだったら、いったいどうなってるんでしょうか?と聞いてみようと思っていた。(示談が終わるまでは、被害者くんに圧力をかけるわけにもいかんので、問い合わせるとしたら保険屋さんに聞くしかない。)

示談成立

それが昨日なわけ。
支払い総額:993000円
内訳
治療費 507800円 かかったなぁ…
通院費 56800円
慰謝料 428400円
以上、保険から出してもらいました。
120万円未満ですんだので、おそらく、保険金自体は自賠責からで間に合ったはず。しかし示談処理を全部任意保険先にやってもらったので、保険の等級は4等級落ちました。
でも、、保険って大事だね。

慰謝料の算定基準から計算してみよう。
おお、ちょうど4200の倍数になってる。
102倍?
通院日数が51日かな?
それとも2月7日に「事故解決に関する承諾書(免責証書)」というのに署名捺印してくれているが、これは、事故発生の9月22日から138日? 合ってる?
うん、通院日数の2倍のほうが数が小さいね。というわけで、正しく計算されてるっぽい。
この計算しながら元ねたページの間違いに気づいたので修正しておきました…


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