奥多摩ツーリング

 職場のクラブのツーリングで奥多摩へ。 休みだし、暖かいし、天気も良いし、いやぁ、居ました居ました警察屋さん。 周遊道はさながら獲物を捕らえる蜘蛛の巣状態。 白バイに鼠取りのなんでもござれ。 仲間うちでも6人中2人が餌食になるさんたんたる結果。 高い通行料になっちゃったねぇ。

 午後からは塩山に出てクリスタルラインを通って韮崎へ。 日帰りチョイ乗りツーリングのはずが、天気に触発されたのか400Km以上走って気付けば体力勝負ツーリングになっていた(笑)。


店長失格

 ツーリングの帰りに某ファミリーレストランで夕食を取りつつバイク談義に花を咲かせていると、店員が会話に割り込んできた。

「車のお客さまが停められないのでバイクを駐輪場へ移動してくれませんか」

はぁ?? 話を中断されてムッと来たが、ここは紳士を装って素直に移動することにした(笑)。

 外に出ると他の店員とはベストの色が明らかに異なる店長らしき人が、

「駐車場は乗用車専用なのでこちらの駐輪場の方へ」

と自転車を片付け始めた。

なんじゃいその理屈は!?

もうちょっとマシな言い方くらいあるだろうに、いくら何でも頭に来た。 早くも紳士の化けの皮は剥がれてちょっとイヤミを…。

nmura:「1台で1区画使っているならわかりますよ。でも、我々は1区画に3台入れているんです。車の中には2人や1人で来ている人だって少なくないでしょう。その人たちは良いんですか」
店長:「仰る通りです。しかし、お言葉ですが、お車でお越しのお客さまが見られるとバイクのせいでご自分たちが停められないと思うんです。現にそのようにクレームが出てまして…」
nmura:「...」

ダメだ、責任転嫁し出した。 こっちの都合は無視して自分の都合ばかり押し付ける。 クレーム処理しなければならない立場は理解できるが、ものは言いようだろう。 「少しでも多くのお客さまに停めて頂けるように」とでも言えば丸く収まるのに。

 釈然としないままバイクを移動し、席に戻ってバイク談義を続けていると、

店長:「コーヒーのおかわりはいかがですか」

と先程の店長がサーバーを持ってやってきた。 さっきの件に対してのご機嫌取りだろうか。 ちなみに、コーヒーのおかわりは自由である。 このとき「先程はありがとうございます」の言葉は無い。 ますますムッとしたので、

nmura:「さっきの件のかわりにコーヒーをサービスして下さいよ」
店長:「それはちょっと…できません」
nmura:「...」

店長に取ってみれば、

バイクは駐輪場(自転車置場)に停めるものなので駐車場に停めるヤツが悪い

ということなんだろうが、百歩譲ってそれが正しいとしても、客商売を生業とした仮にも店長の判断や言葉とは思えない。 別にコーヒーが惜しいわけでもないけど、折合いの付け方ってものがあると思う。 商売においては相手が譲歩したら自分も譲歩すべきなのではないだろうか。


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NAKAMURA Yoshiyuki : /PROFILE/BIKE/GUEST BOOK/