2007.04.21 SLy スポーツ走行 - 山梨県 スポーツランド山梨 -
■ラジアルタイヤの威力は。
今回はラジアルタイヤでの初走り。期待しつつも、転倒してムチウチになったややトラウマのあるやまなしということもあり
まともに走れるだろうかという不安を抱いての走行。
朝5時45分に出発し、中央道相模湖ICに乗るまで下道は50キロ。2時間掛かった…。空いていれば八王子ICへ行った方が良いのだが朝は
どうなんだろうか。とにかくこのアクセスの悪さがSLやまなしへ行く足枷になっていると思う。距離的にはトミンと2,30キロしか違わないんだけど。
着いたのは9時半過ぎだったかな。すでに二輪の一本目が始まっていた。知り合いの人はすでに全員来ていたみたいだけど一本目は誰も走ってない様子。
次の枠までにまずはチャキチャキと準備を進める。
タイヤ交換後、初めてのサーキットだし、交換後は、サーキット以外では勿体無いので出来るだけ真ん中だけ使って走るように
そうっと走っていたので、本当に両サイドはピカピカ。ワックスを落とすのにパーツクリーナーを使った方が良い、という事を聞いたので
気休め程度に前後両サイドをパーツクリーナーをつけたウェスで拭き取った。
■走行1本目。
1本目は本当にタイヤと身体を慣らすため、と言う気持ちで望んだ。しかし気が急いてスタート5分前からバイクを出して1番で並ぶ。
そしてコースイン。天気も良くて路面温度もタイヤ温度もそんなに神経質にならなくても良い感じだ。
1周、2周、ほとんどバンクせずに走る。計測記録を見ると8周目まで52秒台。かなり時間を掛けてゆっくり走った。それくらい自分の中でも
慎重さがあったッツー事だ。後ろに気を配り、やなましでパスしやすいと思われる2箇所、下りキンクの後の右ヘアピンを大回りしたり、最終で大きく
はらんでレコードラインを譲り、それ以外アクセルを開けられるところはガバっと開けて徐々にペースを上げる。
ペースを上げるものの、電光掲示板に表示されるタイムは48秒、47秒。ベストは45秒1。しかもTT900の前のツーリングタイヤでだ。
サーキットを走り始めて間もない頃のタイムすら、出ない。ちょっと焦りもありつつ、だがしかし微妙な手ごたえはあった。
タイヤのグリップ感。
ある人はハイグリップタイヤを履くと、タイヤが路面に吸い付いたように感じると言っていた。TT900にしたときは残念ながらそこまでの
効果は感じられなかった。が、今回のα10はTT900の時と明らかに違う。ゴツゴツ感がなくなっているというか、接地感が増したというか、
感じたイメージをうまい言葉に表現できないんだけど、非常に安心感があって、どんどん倒していってアクセルを開けても、TT900の時の様な
リアがズダダダッと滑るような気がしない。
もう大丈夫だろう、と真剣に攻め始める。45秒が出始めた。よしよし、と思いつつさらに回っていると「44秒」の表示。いきなりベスト更新したッ!
1本目で44秒は1回だけだったが、いきなりベストタイムを0.6秒も更新してしまった。うおー、これがラジアルハイグリップの威力なのか…。それとも
半年以上前の走り始めの頃のおれと今のおれの経験値の差か…。よく分からないがまずは凄いタイムアップだ。
■走行2本目。
まだタイムはあがる。タイヤのおかげというよりも、コースレイアウトに慣れていない1本目よりも2本目の方がより良いライン取りが
出来ると思ったからだ。やまなしの走行回数は片手程度。それにやまなしは毎月行っていたトミンよりも距離もコーナーも多く、テクニカルだ。
難しいからこそ経験によるタイムアップ幅が大きいというのもある。
コーナーリングスピードはかなり良い感じで、同じくらいのタイムの人にはあっという間に追いつく。とか言いつつも、毎回決めたブレーキポイントと
ブレーキ量にはならずにインベタになってだらだら走ってしまうことも多い。
気にしていたポイントは、上りきった2コーナーの後、3コーナーを全開で走れないか。ここはコース全体の中でも無理にアクセルを開けたらぶっ飛ぶんじゃないか
という恐怖感のあるところ。さらに下りで車体が不安定な感じなんだけど、3コーナーに付いた辺りでバンクしながらシフトアップしたいギアレシオで、
でもそんなのはできないからギューンと下りながらシフトアップして、すぐにシフトダウン。一度遅れて右ヘアに突っ込みそうになってかなり焦る。
この場所をどう走るか。
もう一つは最終の一つ手前のS字。ピットロードとコースを別ける出っ張りがあるんだけど、ビビってそこを避けて通るとタイムロスにつながる。
ビビらずにインに着いて加速を緩めないこと。yukita君もここはビシっと寄ると言っていたし。つーことで、気持ち的にはヒザはコブの内側、バイクは
コブの外側を通るようなイメージで走る。
3コーナーは決まった!という感触は得られなかったが、最終手前は加速につながるコーナーリングが出来てきて、だんだんと44秒も出るようになってくる。
そしてトータルでうまく行ったと思った周、「43秒」!やったぜ父ちゃん明日もホームランだーぜー!
掴んだリズムを崩したくない、と疲れてきたけどピットインせずに走る走る。43秒、43秒、そしてついに「43秒6」の表示が見えた。凄いよ!
そしてピットイン。いやー痛快痛快。さっきのタイムをさらに0.8秒も更新してしまうとは。久しぶりに物凄いタイムアップをして楽しくて仕方ない。
yukita君がVTRに乗りたいというのでどーぞどーぞと乗ってもらう。ストレートで後ろを気にする姿を見ると改めてVTRはおせーんだなぁと思い知らされるね。
でもってタイム更新されたら自分のベストが分からなくなるじゃん!とか焦ってラップ表示されているモニターをチェックしたけど、結局のところ
借り物バイクで攻めきれず44秒台止まり。ちょっと安心した(笑)。
四輪枠の時間にyukita君にブレーキの整備をしてもらう。かなりブレーキが深くて、自分でもいまいちだなぁって思っていたところだったので
大変感謝。バイク屋に出してそこそこの工賃なら良いんだけど、高いと気軽に持って行けないし、自分でできれば一番良いんだけど安全部品を
いじるのは心配だし。でも作業自体は工具があれば出来そうな感じだった。実際に見るのと、話に聞いたり本で読むのではやっぱり違うよね。

yukita塾番外編、yukita先生のブレーキメンテ。
■走行3本目。
調子に乗りすぎるとコケるなー、慎重に行こう。と思いつつも、ハイアベレージは維持したい。天候もちょっとずつ曇ってきたし、おそらく
今日は最後だろう〜とか思いつつコースイン。
前走車に追いつき、同じようなタイムの人で抜くに抜けないのでピットイン、んでもってすぐに出て行く。44秒台が出るも後半だったりして、43秒は
出そうに無い。んんー、何が悪いんだろう。ブレーキが効くようになっても今までの握り方で握ってるからスピードが落ちてるんだろうか。
2コーナーへの登りをシフトダウンせずに2速のままでちょっとダルな感じだから?と悩みつつ走っていたら前がまた詰まってきた。
右ヘアピン抜けて左で譲ってもらい、ちょっとラインがインのままS字の右へ。狙って飛び込んだつもりが例のコブに乗り上げた!カキっと
アクセル半開のバンクでもろに乗り上げハンドルがブレる。コース外へ向かう車体。押さえ込んでコースに復帰するには間に合わない。
もうだめだ。車体を立ててフルブレーキ。どうなるおれ。
グラベルは砂利まじりでフロントタイヤがすくわれる。どぅっ!と左にバイクが倒れた。よく分からんけど身体はバイクの向こうに投げ出され、
「ここで投げ出された力に逆らっちゃいけない」と思いながらくるくると回り止まった。痛みは…あんま無い。あーあーやっちまった。
とりあえずキルスイッチだけ切って他のバイクが通過するのを待つ。最終コーナーでギャラリーに見つめられる。放送が流れる。赤旗。申し訳ない。
車体を起こすと砂利で傷だらけのバイク。あーあーやっちまった。もうこんなバイク売れねーよ。車体のチェックもせずに、曲がったペダルでニュートラルに入れて
ピットに押して歩く。ボクは大丈夫です。ごめんなさい。
ギャラリーの人が後ろから押してくれた。のりさんが来て代わりにバイクを押してくれました。yukita君がマシンと自分のツナギに着いた砂を
落としてくれました。皆さんありがとう。
今日の走行は終了。

もうコイツは金にならねぇ…。逆に色々イジろうかなとか思うようになったす。
■その後。
yukita君が38秒にぶち込んでいたり、1コーナーでDP。Rさんがベスト更新で40秒1(だったかな)。段々とやまなしのタイムの凄さが
分かってきたような気がしますよ。正直なところ、この間まで38秒と言われてもピンと来なくて。今もものすごいリアルに伝わってくる
ってワケでもないんですが。なんつーか、自分のタイムをの差がありすぎるからかも。
のりさんが一日中調整してたGSX-Rにyukita君が試乗。調整中にFCRキャブを初めて直に見ましたが。シャー!シャー!と勢い良くガソリンが出ているのを
見ると、こりゃー強引ながらもパワー出るはずだよとか思った。ンフォオオオー!と250マルチサウンドを奏で走る様はなかなかカッコ良くて
やっぱマルチいいなぁ〜とか思いつつみんなでおしゃべりしつつタイムを見るも42秒、41秒後半と、ライバルの2ダボにはまだまだ遠く及ばない様子。
まぁFCRのセッティングがバシっと出ていないので仕方ないが、ちょっと残念だ。
走り終わった後は、温泉でまったりして、だらっだらに喋って、小作でほうとう食って。もーこれ以上ないってくらい遊んだ。心配していた
中央道の混み具合だけど、本庄児玉ICですでに22時近く。すでにピークは過ぎていて普通に帰って来れました。この空き具合なら相模湖ICよりも
八王子ICからの方が若干早いかもってことで八王子まで行って、下道もそんなに混んでなくてサクサク帰って来れました。っても0時になっちゃいましたがね。
α10 使用時間 約1時間。
空気圧 前後1.9
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