アクシデント

20021102/転倒(ろくえふ)



・転倒日時
平成14年11月2日 午前10時10分頃

・転倒場所
静岡県御殿場市 富士スピードウェイ サントリーコーナー1つ目(左)

・転倒状況
 FISCOのスポーツ走行、この日は空いていてクラス分けは無し。走り出したその1周目でいきなり転倒。

 ピットロードから出て、1コーナーをインベタで通過した立ち上がりから加速してサントリーコーナーへ。減速して、左へ倒しこんだ途端にフロントが滑って、反応する間もなくバイクから落ちるように転倒。

 自分はバイクが滑っていく音を聞きながら、左を下に少し滑ったあと横向きに路面を数回転転がって、コーナーの奥の端で止まった。バイクは更に奥のグラベルに左を下にしたまま突っ込んで止まっていた。

 バイクから落ちた以降は特に引っかかりもぶつかりもしなかったので体にダメージは無し。すぐに立ち上がってバイクのところへ。とりあえず起こす。振り返ると黄旗が振られていた。クラッチを切ってセルを回してみるとエンジンはすぐにかかったので、先ずは半クラ+押しでグラベルの奥の端まで移動。

 次にバイクのチェック。とりあえず見た感じでは、レバーとペダルには問題なし。カウルとステップが削れている。カウルの中には砂利が入りこんでいる。左前ウィンカーは潰れる様に変形して削れている。

 また振り返るとまだ黄旗が振られている。転倒した場合どうすれば良いのか忘れてしまっていた。回収車を待つべきか?自走可能な場合はコースに戻って良いのだったかな?

 ちょっと迷ってから、結局自走で戻る。コースの端を走ってピットロードへ。コースから出て、修理開始。左側のロアカウルを外して中に入りこんだ砂利を取り除く。幸いウィンカーは中身が健在だった。あとは軽く拭きとって応急修理完了。

 修理後の損害状況。 カウル前半、 Photo カウル後半、 Photo 左ステップ、 Photo 右ステップ(参考)、 Photo

 コケた原因を考えると、

 という要因が揃ったところに、タイヤの暖まってないオープニングラップの最初の左コーナーでいつも通り倒しこんだら滑ったと。ツーリング中に滑って立て直したことは何度もあるが、今回は滑ったと思ったらバイクから落ちていた。

 並べてみるとコケるべくしてコケたという感じなのが恥ずかしい。今まで平気だったのは単にどれかの条件が良かったからということか。今後はちゃんと各種状況に合わせて気をつけるようにしよう。

 コケたのはスピードが出てない時点だったので、体もバイクも損害が軽微で済んだのが幸い。そして応急修理完了後はまだ時間があったので、リハビリと称して2本ほど走ったら、さすがにグリップ感に不安があって怖かった。コケる前に察知しましょう。


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