(yatexj)Fix region for typesetting


Next: lpr format Prev: Splitting input files Up: %#notation

領域の固定
==========

  `[prefix] tr' の領域指定のタイプセットでは、とくに指定のないかぎり、
`C-SPC'でマークした位置と、ポイント(カーソル位置)の間を領域とみなしま
すが、必ず決まった領域をタイプセットしたい場合は、その領域を

             %#BEGIN
             <渡したい領域>
             %#END

のように`%#BEGIN'と`%#END'で囲み、カーソルを「`%#BEGIN'以降」に置いて
ください。この時の領域決定規則をまとめると次のようになります。


  1. カーソル位置よりバッファの先頭方向に`%#BEGIN'というキーワードがあ
     る場合

       1. `%#BEGIN'よりバッファの末尾方向に`%#END'というキーワードが見つかっ
          た場合。
          =>`%#BEGIN' から、その `%#END' のある位置まで。
       2. `%#END' が見つからなかった場合。
          =>バッファの最後尾まで。

  2. カーソル位置よりバッファの先頭方向に `%#BEGIN' というキーワードが
     見つからなかった場合。
     =>マーク(`C-SPC'位置)とポイント(カーソル位置)の間の領域。

  tabular 環境を何度も試行錯誤しているような場合は、`\begin'の前の行に
`%#BEGIN' と書き、`\end' の次の行に `%#END' と書いておくと簡単に作表結
果をテストすることができます。また、長い .tex ファイルの後半に
`%#BEGIN' を書いておけば、前半の部分は無視できます。このBEGINとENDの消
し忘れには十分ご注意下さい。




automatically generated by info2www.cgi version 1.2