出鼻くじかれ

苫小牧〜R276〜喜茂別〜R230〜札幌

いざ出陣

6時30分。苫小牧入港。車とバイクは一足先に車両甲板におりて下船準 備をするのだ。が、甲板に下りるとまだ車がわんさか。

ああ、やっぱり、そうか………

ぜーんぶの車が出るまで延々待つ In a Ferry。やっぱりそうか。

じっと我慢の子のまま約30分。途中疲れたのでスタンドをかけたまま のバイクに跨った。なんかちょこっと前にずれたような気がしてちょとび びる。待つ。待つ。待つ。やっと全部の車が出ていった。

しっぱーつ

心ははやるが、甲板の鉄板に切ってあるパターンのせいでハンドルが 取られて運転しづらい。むー、こんな難しかったっけ。でもここで焦って コケては元も子もないので慎重に慎重に。

下船完了。フェリーポートを出たあとのことを考えるために止まるバ イクが多かったが、取り敢えず飯食うために市街地を目指す腹だったので、 そのまま出口へ。あー、苫小牧港の出口は室蘭より分かりやすいなあ。矢 印にしたがって進むとすぐに道道に通じる直線路に出られる。素晴らしい。 でもハンドルが切れ込むなあ。荷物重すぎ?

さーて、朝の7時で食えるとこっていったらファミレスかなー。 道道259にぶつかる信号で左折。うぐ、むっちゃハンドルが切れ込む。 さっきの倍。こりゃおかしいって。

パンクしとるがな!

直進も難しいくらいになったので、頑張って左に寄せた。幸い、早朝っ てことと、フェリーポートから出る信号で出てきたので後続車がなかった ので、安全に停止できた。無意識のうちにちょい先に見えたガソリンスタ ンドの前に停めてしまったが、パンク修理キットは持ってるんだった。ス タンド前でやったら邪魔なだけじゃん ^^;

が、開店前だったので心配無用だった。

いやー、出陣早々パンク。タイヤもへこむが気持ちもへこむ。と、 洒落たいとこだが、修理キットは持ってるし、 パンク修理のプロはいるし、ちっとも動揺しない。歳は取りたくない もんだねえ。

パンク修理

てことで、誰もいないガソリンスタンドのスペースを借りて修理開始。 まず、刺さってるものを探す。探す。探す。が、なんべん見てもない。一 箇所深い傷があったが、それは以前ガラスが刺さって抜いたところで、そ こは何ともないのを記憶している。念のためもう一度タイヤを一周。ふつ うこんなときは石鹸水をかけるんだよなあ。

シャンプーがあるやん

洗眼セットからシャンプーを取り出し、傷らしき所に塗る。

ぷっく〜ん♪

分かりやすい。

穴埋めゴム挿入はプロにお願いして、わしは 空気詰め Punctureに専念。

穴を探すのに手間取ったがその後は手際よく完了。 持つべきものはパンク修理キット。良く考えたら、北海道ツーリングには かなりの工具を持って来ているが、それらを実戦投入したのは初めてかな?

朝食

さて朝食。ざっと見た限り、7時でも開いているのは牛丼吉野家と ロイヤルホストぐらいだ。てことで道の左側にあったロイヤルホストで 朝食 Breakfastを取った。

苫小牧〜喜茂別

飯の後、パンク修理後のタイヤの具合を調査。空気圧が変わっていな かったのでどうやら問題無い模様。が、完全に安心というわけでもないの で、しばらくはまめにチェックしながら走らなかんじゃろな。

さて、今回の北海道ツーリングの目的のひとつは たにぽんと いっしょに旅することなのだ。よって、まずは札幌にて合流。 んが、ちょいと待て、まだ朝8時。このまま札幌行ったら、 寝起きを襲う時間帯になってしまう。ちゅことで、思いっきり遠回りせねば。

R276で支笏湖方面へ。パンク修理直後なので、リアタイヤに神経集中。 交通量が多いと助けが呼べそうでなんとなく安心。根拠無し。R276をたど り支笏湖南岸を抜ける。ここって、ほとんど湖が見えないからあんまり楽 しくない。ましてやタイヤのことを気にしてるし…

無事に美笛峠を抜けた。ふう。寒かったので、トイレが近い。 道の駅フォレスト276大滝へ。1億円トイレ。きれいなのはええが、ここは トイレまでがすげー遠い。ちと考え物。トイレストップしたタイミングで ちょうど雨が降り始めた。合羽を来て出発。

喜茂別のR230とのクロスポイントで給油。給油中、同時に入って来た ワゴン車の人が、

「お、庄内って言ったら山形だべ、どっから来たの?」

おおおお、すげっす。「庄内」がどこか知ってるなんてただもんじゃ ねーす。「酒田す」といったら、当然通じた。

「うちのばーちゃんが三川でねえ」

おおお、超ローカル。こんなとこで三川の地名を聞くとは。 雨でつらいのを少し忘れる。ナンバーがついてるってええのう。 どこだかわかってもらえるってええのう。

中山峠〜札幌

R230で札幌方面へ。登坂車線、追い越し車線もあるワインディングだ が、やっぱりタイヤのことを気にしつつ、なので、少しだけ速い程度の車 についていく。無事だった。前回来たときは、道の駅の方に行ってしまっ たが、茶屋の方がいい、という話を聞き今回は中山峠・峠の茶屋Touge Chayaへ。

しっかりと朝食を取った後だったので、コーヒーCoffee at Chayaだけ注文。うーん、まあまあかな。 休憩がてら、Air-H"が都合良く使えたので、天気予報などの情報を 仕入れた。さて、行きますか。曇ってはいたが、羊蹄山は見えたので らぶらぶカップルを激写 Mt. Yotei!! 意味なし。

230を札幌方面に下る。以前通ったときは距離にひるんだりしたが、 最近は80kmだの130kmだの、そういった距離表示に慣れちゃったので、時 間感覚が狂うこともなく市街入り。さて、たにぽんちはどこだ?

ツーリングマップルの札幌市街地の地図を見て一番分かりやすいルー トを通ったら、

ノロノロ大渋滞!

うげー ^^; やっぱ中心部を回避して北側に抜ければ良かったなあ。と 反省しつつなんとかたにぽん宅到着。やあやあ。

札幌ぶらり

まずは飯だ。たにぽんに案内してもらってピカンテPicanteという店へ。やー、ここは良かった、うま かった。また来たい。でも、他の店も気になる。スープカレーとは、こんな感じVegetable Curryである。すんげー具だくさん。


本日の走行距離、約km。


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