Raspberry Pi4B with OpenBSD

らずぱい4導入。

ひとまずダイジェスト

とりあえずいじるなら Raspberry Pi OS をMicroSDカードにddで書き込んでぽん。 すぐ使える。Debian ね。pf 使いたいのでOpenBSD入れる場合:

手順

基本は全て上記URLのOpenBSDでの入れ方のとおり。 注意すべき点のみ補足。

UEFI firmwareの準備

上記URLには v1.16 の例があり、それだとシリアルコンソールでの インストールとなる。最新版はHDMIケーブルでディスプレイに繋いでの インストールも可能なのでシリアルケーブルを用意できない場合は HDMIディスプレイ+USBキーボードで行ける。

OpenBSDインストーラの準備

「OpenBSD Files」の節。

これはインストール対象となるメディアに dd で書き込む。 繰り返しになるが、現状OpenBSDはUSBの先につながるストレージに入る。 Firmwareの入ったMicroSDスロットからUEFI管理画面を起動して、 そこからインストーラの入ったUSBの先メディアを選んで起動する。

Step2: ブート

HDMIディスプレイに繋いでも同じ画面が得られるので、 どちらを使ってもよい。シリアルコンソールで普段使い慣れたPCとキーボードから 操作する方が楽。

この画面で Boot Order を変えておくのが重要。何度も繰り返すことになる。

ここからさきはOpenBSDを入れたことのある人なら至って普通。 有線LAN接続があった方がよい。

シリアルコンソール設定

ルータorサーバとして利用するなら普通シリアルコンソール化するよね。 で、最近は滅多にないがハングアップしたときのためにBREAK信号で デバッガに落とせるように設定しておくとよい。 FreeBSDとNetBSDの場合はこちら。 OpenBSDの場合は以下のようにする。

: consoleをUARTに
cat >> /etc/boot.conf <<EOF
set tty com0
stty com0 115200
EOF
: BREAKでのddbを有効に
echo 'ddb.console=1' >> /etc/sysctl.conf

こうしておいて、別のマシンからtipやcuで繋ぐ。 万一ハングアップして強制リセットしたければ [Enter]~# でBREAK信号を送るとカーネルデバッガに落ちるので

boot reboot

などとする。その前に boot sync を試した方がいいかも。