GTS / 1997-1999 / 2000-2001 / 2002-2003 / 2004-2005 / 2006-

GTS1000A 4BH-036950のlog

1997-1999
車検・24ヶ月点検 (1999.12.18 9250mile)
YSP新宿西(東京・新宿)
車検を通すだけであればユーザー車検で簡単かつ安価に通せる。ライトレンズもGB仕様の2灯は問題ないことも判っている。が、今回はショップに任せた。一番の理由は、「マシンの状態をショップにも把握しておいて欲しい」から。あとは、自分でもなかなか隅々まではチェックしきれないので、普段自分でできていないところの状態を逆にプロの目から見て教えてもらいたかったのだ。自分できっちり整備する時間も、十分な設備もない。
車検に必要なのは、 だけだ。ユーザー車検には点検整備簿とかが要るような雰囲気だが、お任せなので上記書類のみ。本年分の納税証明書はどうやら紛失してしまっていたようなので、区役所に行って発行して貰った。所有者の住所は「川崎市麻生区」なのだが、最寄りの役所は「高津区役所」。政令指定都市の区役所は、市役所の窓口を分散化しているだけで、行政の仕切は区単位とはなっていないので、違う区役所でも発行してもらえる。ちなみに、車検用の納税証明書の発行は「手数料免除」とのことで、金はかからなかった。
忙しいショップであり、預かった車両の置き場にも一苦労のようなので、事前にショップとは日程を調整。書類と併せて車両を持ち込む。最初に、車検に係わる固定の料金は支払う。自賠責の更新込みでとりあえず29300円。
数日後、「上がった」との連絡を受け、取りに行く。24ヶ月点検整備で、58537円だ。やって貰った作業は、プラグ交換、ブレーキ、クラッチフルードの交換、クーラント交換。のみ。か。クラッチのフルード交換はタダにしてもらったが、たばこを2カートン貢いだのでチャラだ。
その他の点検の報告を受ける。これが重要。
まあ実際ECUの何ぞ以外、機械部分は絶好調であったので、問題はないということだ。
2年後くらいに、パッドやチェーン等、ドッと来そうである。こいつらは泣きそうに高い。
引き取って帰り道、すこぶる好調。ブレーキのフィーリングも非常に良い。代車のSEROWのブレーキは非道かった。と実感。軽いSEROWから乗り換えて、大丈夫かと心配していたが、むしろGTSの方が街でも楽に感じた。全然疲れない。慣れも大きいのだろうが。
「車に乗っているようだ」と言われる理由が実感できた一瞬であった。
ECU調整 (1999.12.5 9236mile)
MLでの情報により、ECUの4つのVolは各シリンダーのインジェクターの基本噴射量であることが判明。デフォルトでは4つともMAX(3)になっているのだが、これを減らすと例のハンチングが抑えられるという話があり、試してみた。調整後は4つとも目盛り2時の方向(2.25)。
調整後50km程度走ったが、今のところ「若干良いかな」といったところ。問題のハンチングは確かに抑えられた気はする。故意に症状を出そうと2500rpm辺りでじわじわとアクセル操作をしても、ハンチングはたまにしか出ない。
その代わり、通常時スロットルONでトラクションがかかるまでのタイムラグが増えたような気がする。ある程度回っていれば感じないが、今までハンチングを起こしていた領域でこの遅れを感じる。暴れる代わりに一切パワーが出なくなったという感じ。
暫く乗ってみないと良くわからなそうだ。もっと目盛りを下げて確認後、最終的にはもう少しメモり上(2.5位)で落ち着くか。
スモールライトバルブ交換 (1999.10.23 8650mile)
BOSCHの青いやつ。
12V-5Wので差し込むところがぺったんこなガラスで、端子は畳んだ針金がへばりついてるやつ。スモールはノーマルでも何ら問題なかったのだが、衝動的に青いバルブを購入。こうやってマシンは少しずつ下品になっていくのか。
どんな作業をするにも丸裸にしなければならないGTSにおいて、スモールの交換は最も簡単な作業の一つ。全部装着した状態で、ライトの下をのぞき込めばスモールは素手ですぐ外せる。
装着してみると、点灯しない状態でライトレンズ越しに青いモノが見えるが、点灯させると白色の光。これはこれでいいかもしれない。しかし、ヘッドライトを点灯するとこれが異様に黄色く感じる。ってことは夜灯けたら結構青く感じるんだろう。
絶版 (1999.10.20 8638mile)
関係ない話だが、YAMAHA EUROPEのページを見たら2000年ラインナップからGTSが消えていた。
知っていた話ではあるが、目の当たりにすると寂しいものだ。
オイル交換 (1999.9.14 8000mile)
Silkolene Pro4 15w-50 2.5L @ YSP新宿西(東京・新宿)
金がかかるのが悩みの種だ。
今後はもう少し安いショップで交換し、フィルター交換時だけYSP新宿西の世話になることにしようか・・・。
ツーカーで無理の言えるショップで、腕も確かなので、顔つなぎはしておきたいのだ。
注文や予約、いろいろな問い合わせなどがメールでできるのも良いのだ。
その後知ったのだが、Pro4は部分合成のSGグレードなのであった。しかしSilkoleneは少数の熟練メカ達が熱狂的に支持している模様。扱っている店は少ないが、高いオイルとしては一般的な値段だし、このくらいはキープしても良いのかもしれない。ちなみに、Pro4の上に化学合成油のPro4 PLUSとかいうのまであり、4000円/Lもする。それでもSGなのだ。中身が確かならSAEの規格なんてどうでも良いってことか。
RZ時代のAMALIEといい、変な高級オイルに縁がある。
インジェクションクリーナーを入れてみた。 (1999.9 **mile)
KUREのやつ。ガソリンに混ぜるやつだ。
下にも書いたハンチングが、インジェクションクリーナーによって改善されたという噂を聞いたので、入れてみた。一瞬変わったような気がしたが、結局のところ効果なし。
原因がECUのフィードバック制御に依るもののようなので、最初から期待はしていなかったのだが。
多少はインジェクターが綺麗になったのだろうから良しとしよう。ただ、あの手のケミカルは長期間タンクに滞留させると樹脂類(シール等)に悪さをするという噂もあるので、使う場合は満タンを一気に使い切るような走りをするときにするべきかもしれない。
パニアケース装着 (1999.7.3 **mile)
GTS純正パニア 34L @ MOTOCO
逆輸入業者が車両とともに純正パニアを扱っていたが扱わなくなり、メーカーパーツでなくYAMAHA EUROPEプロデュース(らしい)によるKrauser製OEMであったため日本国内では購入ルートが消失していた。
日本でKrauserの総代理店をしているMOTOCOが1998年頃から直接KrauserからYAMAHA純正ケースを仕入れられるようになり、数年ぶりにルートが開けた。
注文は3月末に行い、当初5月頭くらいには届くはずであったが、いろいろ混乱があり結局7月に納品となった。
取り付けにはシートカウルに2つの孔を開けなければならないが、シートレールにはマウントを付けるためのネジが切ってあり、簡単に付けることができる。
Fタイヤ交換 (1999.6.13 **mile)
DUNLOP D205F 130/70ZR17 @ Nap's港北(横浜市)
仲間内で作業が丁寧と評判のNap's港北。ただ、休日はピットが混むので2時間待ちくらいにはなる。
街乗りとツーリングの割合を考えると、やはり日本の道には日本製タイヤ(根拠稀薄)。ということで、OEMと同じDUNLOPにする。Bridgestoneは少しだけ高いのだ。舶来品はもっと高いし。って貧乏なだけか。
OEMでは130/60ZR17のD202が着いていたのだが、D202は既にラインナップにはない。限界まで攻めることはないし、ライフも重要なので自動的にD205を選択することになる。
しかし、国産2社にはF 130/60ZR17というサイズの製品はないのである。困り。選択の余地は130/70ZR17、120/60ZR17、120/70ZR17ということになるのだが、何となく130/70ZR17を選択してしまった。プロファイルが尖っていたので、コーナリング時の接地面積が大きそうだな。と思ったのだが、まああまり関係ないだろう。130/70だと、外周が数cm大きくなってしまう。直径で1cm程度。ハンドリング等は全然変わらなかったので良しとするが、こういう場合は通常は外周が一番近い120/70を選択するものだと後で聞いた。
タイヤ幅が広いメリットは、タイヤ体積と剛性による乗り心地の面と、バンク時のクリアランスが稼げる点くらいだろうか。しかし、後者は誤差程度だろう。前者は密かに結構効いてくると思う。ツアラーにとって、乗り心地は重要だ。
キャップ脱落 (**** **mile)
Fスイングアームピボットのキャップ (CAP, SIDE2: 4BH-23339-00)。右側。が常磐道135mph巡航後見たら吹っ飛んで無くなっていた。
取り寄せてみたら、あれ、左右で別物なのである。芸が細かい。いずれにしても完全な専用パーツで、一個1000円もしやがった。
アルミプレス品だと思っていたら、何とプラスチック製なのであった。はめる際もクリック感が無く、ただ押し込めるだけ。見かけに依らずちゃちである。
エアクリーナー交換 (1999 **mile)
純正 (4BH-14451-00 × 2)
GTSはスロットル全閉〜ちょっと開け始めくらいのとことでエンジンがハンチングを起こす。センサー類〜ECUの調整によって改善できるという話があり、これは少々胡散臭いのだが、とりあえず何にしても燃料系〜吸排気系が正しい状態でないと対策も立てようがない。まず手始めにエアクリーナーを交換することにした。10000kmも走ればそれなりに汚れるもので、まあ適正な時期でもあったのだろう。
GTSのエアクリーナーは乾式エレメントで、同じモノが2つ要る。これが1台分で7000円以上するのだ。これはたまらん。
外した古いエレメントを試しに洗ってみたが、いまいち再生できそうもない。不織布のフィルターを取り外してK&Nの汎用品からフィルターを移植、再生可能なGTS専用K&Nでも作ってみるか。。
オイル・フィルタ交換 (1999. 6000mile)
Silkolene Pro4 15w-50 2.7L、純正フィルタ @ YSP新宿西(東京・新宿)
このオイル交換後、しばらくして、ぐんぐんエンジンの調子が良くなってきたような気がした。オイル交換の効果もあるのだろうが、約10000kmのオールラウンドな走行で、機関にようやくアタリが出てきたというところだろうか。
店のオヤジが言うには、Pro4使っていれば、オイル添加剤の類など入れなくても絶対に油膜切れの心配はないんだそうだ。何万kmも走らせた後、バラしたときにびっくりするほど摺動面が綺麗なんだそうだ。
確かに、言われてみれば、油膜さえ切れていなければ金属表面に作用するトリートメント剤のような物は無意味なのだ。完全に油膜がない状態というのは、長期間休んでいたエンジンの始動直後くらいなものだろうか。それにしたってオイルが巡るまでにある程度以上の熱が出なければ心配ないのだ。
逆に、高回転キープ状態でオイル粘度が下がって油膜切れを起こすことを考えると、そのような状態ではどんな表面処理がされていようが、効果なんてたかが知れていることになる。
もう少し深く考察すると、極限状態での油膜切れの原因は粘度の低下もあるが、むしろ金属表面とオイルとの親和性が大きく係わってくるはずだ。どんなに粘度が低くなっても、親和性の高いオイルなら、表面には残る。こういったオイルの特性の方が、表面上のオイルのSpecより重要になるのは当然なのかも知れない。オイル添加剤にはこの特性を変化させるものはあるだろう。が、当然ノーマルのオイルにも何らかの添加剤は入っているものだ。それらとの相性を考慮すれば、場合によってはマイナスの効果も考えられる。奥が深い。いや、勝手に深くまで掘ってみた。
ミラー補修 (1999.4 **mile)
先日の立ちゴケで破壊されたミラー内部を修理。
割れた各パートを、綺麗につながるようにペーパーでバリ取りする。接着のための素地調整でもある。突き出した部分であり、接着しただけでは強度が全然足りないので、徹底した補強が必要だ。
内径9mmのアルミパイプを用意。→台座をつなぎ合わせて根本まで届く長さにカット。→縦に切り込みを入れ、径が自在になるようにする。→元々ある補強用のヒレ(?)と干渉しないように削る。→接着剤を付けて奥までググッと被せる。完璧。
しかし、脱着式のミラーがこうも簡単に壊れては困る。と思ったが、要するに前後方向には簡単に外れるのだが上下方向には外れない構造なのだ。つまり立ちゴケのように下から力が掛かるような場合には、巧く外れないのね。仕方ない。のか?ちょっと納得行かない。
警報機装着 (1999. **mile)
KITACO ペイジャーX3
気休めにしかならんと思いつつも、付けてみた。電源は基本的にバッテリー直であるが、内蔵電池があり、バッテリーが切られても動作する。
ペイジング(リモコン側に伝える)機能がないのにペイジャーという名前も何だが、いずれにせよその手の機能は見通し程度しか効かないようなので、まあいらん。携帯を鳴らす位の芸当ができるようになったら、替えても良いのだが。
メインスイッチはシートカウル下の目立たないところに装着。その後パニアのマウントが付いて、尚更わかりにくいところになったので良し。ただ、その後メインスイッチは雨に当たると勝手に導通してONになることが判明した。ただ、メインONは警報ONではないので困ることはない。
警報ON、OFF〜メインOFFまでの一切の操作はリモコンでする。メインOFFが本体でできては意味がないので、よく考えてある(当たり前か)と思う。
問題は、感度その他。揺するような振動には弱く、逆に小突くような衝撃には非常に敏感である。このため、シートが風でバタ付く程度でも鳴ってしまう。隣に自転車停めているおばちゃんがいるし、一番近い部屋は小さな子供のいる部屋なので、とても普段からONにはできた代物ではない。
その後出たDAYTONA製のやつは、ペイジング機能、サイレントでlogが残るなど、芸が細かくて興味をそそる。盗難保険とセットというのもよい。高いが。
まあ、次のは、電話に通報機能が付いたら、“買い”だ。SECOMが駆けつけるなんてのがあればなお良い。
立ちゴケ (1999.4.17 **mile)
丹波山食堂の駐車場(山梨・丹波山村)
食堂が開いていなかったので出るかー。と思って足を着いてのUターン中。高さ3cm程度の段差に平行に乗り上げ、バランスを崩して右側にガシャン。
また右のミラーがもげた。が、他は全く被害なし。つくづく良くできている。
しかし、前にも修理したミラー内のネジ台座が根本から折れてしまって、ミラー単体としてはかなり深刻な状況ではあった。GSでセロテープをちょっともらい、その場は凌ぐ。
シートカウル切削 (1998. **mile)
右シートカウルが、タンデムステップやマフラーをマウントしているサブフレームと干渉して、いずれ亀裂が入るというので、干渉している部分を予め削ってしまった。
アンテナ基台装着 (1998. **mile)
NATEC製。ステンレス製でナンバープレートの所に付ける。後方に7〜8cm突き出してその先にアンテナを付けるタイプ。
帰ってきてすぐに作業したので、ナンバープレートのネジを外すときに腕をマフラーに押し付けてしまい火傷した。GTSのサイレンサーは異常に熱くなるのだ。サイレンサーの前に触媒が着いているために排気温は他車種より高いのだろう。
アンテナケーブルはテールランプ下の隙間から簡単にシートカウル内に引き込むことができた。この時点では無線機本体をどこに設置するか決めていなかったので、とりあえずECUの上でとぐろを巻かせておく。
後にいろいろと考えたが、シート下の一番後ろ、テールカウル内の隙間(FUSE BOX下あたり)に無線機を入れ、余計な隙間は手拭いで埋めてみた。あまり美しくはないが加工が必要なく、まあまあ良好な使い勝手なのでよしとする。ヘルメットまでのハーネスの引き出し方が今後の課題。通常のKTELの無線機(ICOM等)用ハーネスでは最短距離でもちょっと短いのだ。シート後端の隙間から引き出しているが、前傾姿勢をとると突っ張ってしまう。攻めているときは尻を後ろにずらすのでさほど問題はないのだが、稀に肩にひっかかってしまう。
バイクを降りるときにハーネスがプラプラしてしまうのも美しくない。
外部アンテナは金属製の430MHzシングル用、5/8λのもの。効果は相手も同程度以上のシステムでないと試せないのだが、少なくともやたら遠くの他局の電波を拾うようになった。少なくとも良くはなっているようだが、ツーリングで走行中の使用だと、電波の状態よりも、マイクから雑音を拾わないかどうかの方が重要なようだ。ノイズ混じりの音声がはっきり聞こえても仕方ないのである。
その点では、私のKTELマイク単品をフルフェイスヘルメットのチンガード内側に穴をあけて仕込むやり方は良いようである。仲間内でも「036の音はクリア」と評価が高い。
スピーカーも埋めっぱなしで、ボリュームもシェルに穴を開けて仕込んでいるので、取り外しはできないが非常にスッキリしていて、無線使用しないときでも煩わしさはほとんどない。ちみもすれ。
あとは、走行中でもスケルチ調整ができたらとても便利なのだが、これは無理だろう。
オイル交換 (1998.9.12 3900mile)
Silkolene Pro4 15w-50 2.5L @ YSP新宿西(東京・新宿)
オイル交換は今後2000mile毎にしようと決めた。
ツーリングの行きがけだったので、開店と同時に入り、さくっと済ませて出撃。しかし、ツレのタイヤ交換が長引いてプランは大幅に遅れていくのであった。
この日、奥多摩→柳沢峠で初めてステップのバンクセンサーが接地。GTSはステップが低いので、それなりに攻めると足が大根下ろしになりそうでやや怖い。
クラッチレバー交換 (1998. **mile)
FZR1000等の純正品。
ようやく換えた。効果は下に記した通りである。外した純正レバーは、プラハンで叩いて伸ばし(ついでにちょっと近くなるように曲げた)、予備としてシート下に常備することにした。アジャスター付のレバーは、アジャスター部分が弱いので転けると根本からボッキリ逝ってしまうが、アジャスターなしのレバーなら曲がるだけで済むのである。
実は、いろいろな人が乗らないマシンならアジャスターなど必要ないもので、最初に自分に合わせて曲げてしまって使う方が良いんじゃないかと、後で気づいた。
ライトバルブ交換 (1998. **mile)
BOSCHのやつ。H4Uで60/55w→120/110wだったろうか。数字的には控えめであるが車検対応ということでライフも重視。色は流行り廃りの無い白色。表面にコバルトのコーティングがされているが、青っぽい光ではなく、自然な白色(微黄色)である。さりげなくて、気に入っている。
作業は、エグい。たかがライト裏に手を入れるために、シートを外し、タンク部のトップカバーを外し、インパネ周囲のパネルを外し、シールドを外し、インパネを外さなければならない。
立ちゴケ (1998.7.11 **mile)
高峰高原・車坂峠の駐車場
朝のオツトメと称してチェリーパークラインを上り詰め、急な斜面になっている駐車場入り口で失速、左が下がっているところで左側に支えようも無くガシャン。
単独走行中であり、しかも坂の下向きに倒した。乾燥250kgであるが、結構一人で起こせるものである。火事場の馬鹿力というのもあるのだろうが。
前回の立ちゴケと同じ所しかヒットしないので、実害なし。しかし、尻ポケットに入れていた携帯電話は液晶が割れ、哀れお釈迦となった。液晶が無くても通話はできたが。
さて、これまでの立ちゴケを考察すると、やばくなった時にトラクションをかけて車体を起こすことができなかったのである。これは、実はGTSのクラッチが異様に遠く重いことに一因がある。しかもGTSは実は極低速でのトルクが小さく、半クラが難しいのである。
GTSのクラッチレバーにはアジャスターが無いが、FZR1000のアジャスタブルなレバーがボルトオンなので交換をお奨めする。しかし、FZR1000のレバーはGTSのレバーよりも指1本分短く、またアジャスターで最も近くした状態でも、普通の人には十分遠いだろう。
私は手がでかいので助かっている。
最高速アタック (1998.7.10 **mile)
関越道上郷S.A.付近のストレート
メーター読みで152mph。メーターは160mphまで刻まれているが、どうやらGTSはこの辺が限界のようだ。並居る最新の150ps級マシンと違い、GTSは公称100.6psしかないのだ。
勢い余って藤岡JCTを曲がり損ねたのは秘密。
立ちゴケ (1998.5.24 **mile)
ペンション憧風(長野・駒ヶ根)付近
無線機のスケルチ調整をしようと停止中に降りたところ、少し下り坂だったためサイドスタンドが外れて左側へガシャン。
右側と違ってマフラーが出ていないので、接地するのはハンドルバーとミラー、カウル上の例の突起くらいであった。ミラーも外れず先に少し傷が付いたが、実害ほとんどなしに近い。
しかし、ハンドルが左に切れた状態で左に倒したのでクラッチレバーは曲がった。
Fスイングアームについているグレーの樹脂製のガードには傷が付いた。これは94年式以降についたパーツである。93だとスイングアームが直接接地してしまうのだろう。
オイル・フィルタ交換 (1998.5.10 1867mile)
Silkolene Pro4 15w-50 2.7L、純正フィルタ(3FV-13440-00) @ YSP新宿西(東京・新宿)
店長「回すんでしょ?」
わし「回します」
店長「じゃ、これ。」
・・・・という一言で決定。3000円/Lする。べらぼーに高いが、良いらしい。徹底的に永く乗りたいので良しとする。
FZR系のエンジンは密かにオイル容量が異様に少ない。通常なら4L程度使うところを2.5Lなわけだ。オイルは潤滑だけでなく機関の冷却のためにも使っている。2.5Lで済むと言うことは「よほどオイルの廻し方が上手いんだね(店長談)」とのことだが、当然熱的にシビアになるので、オイルに妥協はしない方が良いらしい。
入れてみても違いはわからないが、わからないということは「わかるほどオイルがヘタるまで使ってない」→「オイルがヘタってから交換では本当は遅い」と解釈して、良しとする。本当の効果は極限状態で初めて現れるはずだ。通常の状態ならある程度以上のオイルなら差は出なくて当然だろう。
無線機用配線類装着・ミラー、ウィンカーの補修 (1998.5.* **mile)
メインフレーム左側に沿っているファン系統から分岐させ、1Aのヒューズを噛ませて電源を取る。
PTTスイッチはクラッチレバーをハンドルバーに固定しているネジを使って下方にプレートを延ばし、ホーンスイッチの下に横向きに付けて見た。レバーを握ったまま親指で操作することができる。これ以上ない好位置。ちみもすれ。
前回の立ちゴケでガタガタになった右ミラーは、ミラー側の金具がネジ止めされている部分が割れてしまっていた。内側なので全く外からは見えないのだが、これでは外れる構造の意味があまりないなあ。
半田ごてで周囲を溶かして固め、その上からエポキシを被せて補強。
ウインカーは根本部分(というのだろうか)、レンズとカウルに挟まれた細い部分が脱落、欠損してしまっている。PTTスイッチの加工時に使ったエポキシパテの残りで埋める。
その前にカウルからウィンカーを外したのだが、スナップインだと思ったら内側からネジ止めであり、力一杯引っ張って壊してしまった。壊れたのはウィンカー側で、ひびが入った程度であるので、まあ諦めのつくところではある。
ついでに、白いパテ部を目立たない色でペイントした。プラモデル用アクリル塗料であるが、GTSのマルーンという色はおよそ再現できない。限りなく茶黒に近い紫でメタリックであり、堅いクリアーがかかっている。適当で妥協。
立ちゴケ (1998.3.10 1000mile)
矢吹モーターサイクル開成店(郡山市)店頭。
歩道に乗り上げて停止したときにちょっと右に余計に傾いていた。支えきれずにガシャン。
右ミラー取れた(取れる構造)。だが取り付けてもいまいちガタガタしている。ミラー先にキズ。
サイレンサー(右一本出し)が少々内側へ。力技で引き出すもサイレンサー前方キャップ状の構造の部分の隙間が若干残った。サイレンサー最後部に小さな傷が付いたが目立たない。
右ウインカーのケースが割れた。レンズは無事。ZZRのようにカウルと一体になっていないので、そこだけ交換できる構造。良くできている。
膝の当たる部分の少し前にラバーっぽい突起がある。こことハンドルバーエンドの鉄の塊とミラーやウインカーが接地するが、平地ならカウルは接地しない構造なのである。良くできている。
Microlon添加 (1998.3.9 800mile)
1000km慣らしで、大雑把なアタリは出ただろうかと言うところで気休めにMicrolon投入。
違いは、もちろんわからない。
オイル交換 (1998.3.7 630mile)
Wako's 4CT 2.5L+0.2L @ YSP筑波学園(つくば市)
まもなくオイル警告灯点灯。入れた量がちょっと少なかった模様。その場に居合わせたJoeがたまたま4CTをペットボトルに入れて持っていたため、足す。ちょっとと思ったら200mlも飲んだ。非道いぞYSP筑波学園。しかしオイルは安かったし工賃タダだった。
納車 (1997.12.27 35mile)
MSCイイヤマ(東京・墨田)
ちょーでかい!バイクじゃないモノを買ってしまった!
帰り道、真冬だというのにいきなりファンが回る。夏が怖い。
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ITOH Osamu/ Sachi/ Guest Book/ 036@itoh.gentei.org